LISTENで作成したRSSを使って、ポッドキャストアプリで聞く ~iPhone(Overcast)編~
こちらの記事では2024年1月現在の私のLISTENを使ったポッドキャスト視聴方法、ポッドキャストアプリ「Overcast」の機能説明をしていきます。
RSSとは
RSSとはWebサイトの更新情報を発信・受信できる規格です。内容はXMLというテキストファイルですが、規格が統一されていますので、その規格に則ればストレスなく更新情報を発信・受信することができます。
こと音声配信に限っては、ポッドキャストの更新情報と音声ファイルが格納されている場所の情報がRSSに記録され、各ポッドキャストアプリでその情報を受け取って視聴・ダウンロードすることができます。
LISTENでのRSSについて
LISTENはポッドキャスト配信プラットフォームです。2024年1月現在はWeb上だけで展開されています。ポッドキャストを登録してAIが自動で文字起こしをしてくれたり、公開されたポッドキャストに☆をつけたりコメントできたりするコミュニティ機能を備えたサービスです。
LISTENはポッドキャストごとにRSSが自動生成されます。また2024年1月現在、LISTEN内でフォローしたポッドキャストをまとめたRSSや、「#声日記」「#旅行」「#子育て」などのハッシュタグがついたポッドキャストをRSSとして自動生成され、ポッドキャストアプリで視聴することができます。
LISTENではポッドキャストごとにRSSが払い出されますので、ポッドキャストごとにアプリに登録できますが、数が多くなってくると管理するのが大変です。また、誤ってアプリを消してしまった場合などで保存したポッドキャストの情報がなくなってしまう場合もあります。さらに、OvercastはiOSしかアプリがありませんので、Androidへ機種変更する場合は、ポッドキャストの情報を持っていくことができません。(OPMLを使うしかないですが、対応していないアプリもあります。)
そこで、LISTEN上で気に入ったポッドキャストをフォローしておいて、「フォロー中のポッドキャスト」をRSSとして出力することができますので、Android・iOS関係なく同じポッドキャストの情報をもたせることができます。
2024年現在のわたしの運用方法
視聴しているポッドキャストはすべてLISTENに登録しています。LISTENで配信しているポッドキャストはフォロー、LISTENに登録されていないポッドキャストはRSSさえあれば誰でも登録できますので、登録されていないポッドキャストはRSSを検索して登録しています。私はポッドキャストランキングというサイトでRSSを探して登録しています。(他にいい方法があれば教えてください)
フォロー中のポッドキャストのRSSのURLを取得し、ポッドキャストアプリに登録しています。私はiPhoneとAndroidを1台ずつ持っていますので、異なるOSでも同じフィードを受信しています。
ポッドキャストのコメントはLISTENを開き、コメントしています。LISTENに登録していないポッドキャストは別途X(旧Twitter)にハッシュタグをつけた状態で投稿しています。
余談ですが、ポッドキャストの配信者ごとに話す速度に違いがあります。話すペースが早い人、遅い人と色々いらっしゃいます。Overcastはポッドキャストごとに速度を設定できますが、フォロー中のポッドキャストのRSSはそれ一つで1番組という扱いになりますので、早い人も遅い人もごちゃ混ぜで流れてきます。ですので、話すペースが速い方は忍びないですがフォローを外させていただき、番組のRSSを別途アプリに登録しています。
スマホの回線はmineoの1.5Mbps低速無制限プランで、常にエピソードをダウンロードして聴いています。ストリーミングでもいいのですが、ネット環境によってはストリーミングでは聴けない場合もあるので、ダウンロードして聴いています。ポッドキャストを聴きながら、裏で別のエピソードをダウンロードするときもあるし、アプリを開いていなくてもバックグラウンドでエピソードを更新してくれるので、気がついたら視聴するエピソードが増えていて、ストレスなく視聴ができています。回線は低速ですが無制限ですので、月30GBの情報をダウンロードしても、料金は月額990円(税込み)になります。(2024年1月現在)
LISTENのエピソードをOvercastで聞く方法
ここからはポッドキャスト視聴アプリ「Overcast」でLISTENに登録されているポッドキャストを視聴する方法を解説します。
ポッドキャスト視聴アプリはApplePodcastやSpotify、Amazon Musicなどがありますが、ポッドキャストアプリの中にはRSSを登録できないものもたくさんあります。Overcastはポッドキャストを検索で探すこともできますが、RSSで登録して視聴することもできます。
Overcastはバージョン2023.9で説明します。
LISTENのRSSをOvercastに登録する方法
LISTENに登録されているポッドキャストを開きます。
RSSのアイコン、をタップします。
RSSのURLをコピー、をタップします。
コピーしました、が表示されれば、クリップボードにRSSのURLがコピーされます。
OvercastのアプリをApp Storeからダウンロードします。
Overcastを開きます。
右上の+ボタンをタップします。
右上のAdd URLをタップします。
Podcast URL: のところにコピーしたURLを貼り付けて、ADDをタップします。(設定ん→Overcastのところで、ほかのアプリからのペーストを許可することで、自動でURLが差し込まれるよう設定することもできます。)
ポッドキャストの一覧に追加したポッドキャストが追加されます。
エピソードを聞く場合はエピソードをタップすると再生が始まります。
再生画面はこんな感じです。
Overcastでのエピソード再生時の便利機能
ここからはエピソード再生時の便利機能を紹介します。カバーアートを左にスワイプすると、再生時の便利機能が表示されます。
SMARTSPEED
SHORTENS SILENCES、とありますので、無音をカットしてくれる機能ですが、無音をカットするというよりはむしろ「無音の部分の速めてくれる」という機能です。ただ単純に倍速にするのではなく、より自然な形で速度を上げてくれます。これは本当です。一度聴いてみてください。
VOICE BOOST
REMASTERS AUDIO、とありますので、元の録音を修正して声がより聴こえるように調整してくれます。外部音などの音量が大きくて、人の声が聞こえないこともありますので、こちらを有効にしておくと、よりはっきりと聴こえることができます。
Custom For This Podcast
Custom For This Podcast、の部分を有効にすると、ポッドキャストごとに速度を保存することができます。「このポッドキャストはしゃべるのが速いから等倍に設定しよう」「このポッドキャストはゆっくりだから速く設定しよう」ということができます。
LISTENに☆をつける、コメントを付ける場合
カバーアートの部分を右にスライドさせると、タイトルや概要欄のページに遷移します。タイトルの部分をタップすると、アプリ内ブラウザが開きますので、文字起こしを確認できます。
右上のメニューアイコンからログインすることができ、星を飛ばしたりコメントを残せたりできます。(後述しますが、アプリ内ブラウザではなくSafariを立ち上げることもできます。)
Overcastのその他便利機能
ポッドキャストに対しての便利機能を紹介します。
Pin to Top Of List
一覧表示した際に上部にピン止めすることができます。
Sort Current
CURRENT(新着)表示の際に「Newest to Oldest(新→古)」「Oldest to Newest(古→新)」を並び替え順を設定できます。
Sort All
ALL(全エピソード)表示の際に「Newest to Oldest(新→古)」「Oldest to Newest(古→新)」を並び替え順を設定できます。
Follow All New Episodes
新着エピソードがあった際にエピソードを追加するかどうかを設定できます。
Notifications for New Episodes
新着エピソードがあった際にアプリから通知するかしないかを設定できます。
Keep 〇〇 Unplayed Episodes
未再生のエピソードをどのぐらい保存しておくかの設定です。1、2、5、10、Allの中から選べます。
Downloading
エピソードをダウンロードするか、ストリーミングで聞くか、の設定になります。
Use Main Setting | メイン設定を使う |
---|---|
Stream When Played | ダウンロードせずにストリーミングで再生します。 |
Download Automatically | 新着エピソードがあった場合、自動でダウンロードします。基本はアプリが開いているときですが、バックグラウンド通信を有効にしている場合は、新着エピソードが更新された際に、アプリを開いていなくてもエピソードをダウンロードします。 |
なお、ストリーミングやダウンロードには通信が発生します。またストリーミングの場合はある程度の回線速度がないと、利用環境によってはストリーミングではうまく再生されない可能性があります。
Delete Episodes
再生後エピソードを削除するかを設定できます。
Use Main Setting | 手動で削除しますので、自動では削除されません |
---|---|
When Completed | 再生が完了した時点でダウンロードしたエピソードを削除します。 |
24 Hours After Completion | 再生完了後24時間経過した時点でエピソードを削除します。 |
Skip Intro / Skip Outro
エピソードの導入部分・終わり分を自動でスキップできます。
5秒毎に設定できます。
DELETE PODCAST
登録したポッドキャストを削除します。なお、削除してしまうと今まで再生した再生履歴も消えてしまいますので、再生履歴を残したい場合は削除されないことをおすすめします。
メイン画面での便利機能
上部、右から2番めのアイコンをタップすることで、プレイリストを設定できます。
Custom Playlist
自分で条件を設定したプレイリストを設定できます。(後述)
All Episodes
登録しているすべてのポッドキャストを一覧表示します。
Queue
自分でQueue(キュー)にいれたしたポッドキャストを一覧表示します。
Starred
自分で☆をつけたエピソードを一覧表示します。
Downloaded
ダウンロードされたエピソードを一覧表示します。
In Progress
再生途中で止まっているエピソードを一覧表示します。
Show Recent Epidodes
直近で追加したり再生したりしたエピソードを表示します。エピソードごとではなく、ポッドキャストのアイコンが表示されます。
Custom Playlistの設定内容
Title | プレイリストのタイトルを設定できます。 |
---|---|
Icon | プレイリストのアイコンを設定できます。下で色を設定できます。 |
Include | プレイリストに含めるエピソードを設定できます。All Episodesは、登録しているすべてのポッドキャストを含めます。Only Selected Episodesは、選択したエピソードだけプレイリストに登録できるようにします。 |
Sort | 並び替え順です。「Newest to Oldest(新→古)」「Oldest to Newest(古→新)」を並び替え順を設定できます。 |
INCLUDED PODCASTS / EXCLUDED PODCASTS | プレイリストに登録する・除外するポッドキャストを選べます。 |
Selected Priority Podcasts | 優先順位を設定できます。 |
Addtionnal Episodes
別で追加するエピソードを設定できます。
Excluded Episodes
登録したポッドキャストの中で除外するエピソードを設定できます。
その他アプリ全体の設定
メイン画面の左上の歯車のアイコンをタップすることで、Settingの画面に遷移し、アプリ全体の設定を管理できます。
Sync
アカウントを設定することで、プロフィールを同期できます。
Storage
アプリ内でダウンロードしたデータの容量などの情報を確認できます。
Data Usage
携帯電波(Cellular)でダウンロードしたダウンロード量など確認できます。
Overcast Premium
Overcastの有料プランに申し込む事ができます。2024年1月現在は広告の削除・自身で作成した音声ファイルのアップロード、アイコンの変更などができます。
Theme
アプリの色、テーマカラーなどを設定できます。
Show Recent Episodes
直近で追加したり再生したりしたエピソードを表示します。エピソードごとではなく、ポッドキャストのアイコンが表示されます。この場面でもオン・オフが設定できます。
Downloading
ダウンロードするか否か、ダウンロードする場合はWi-Fiだけか、Wi-Fiと携帯電波(Cellular)を使用するか否かを設定できます。
Stream When Played | エピソードをダウンロードせずに再生時はストリーミングで視聴します |
---|---|
Download on Wi-Fi | Wi-Fi接続時にエピソードをダウンロードします。 |
Download on Wi-Fi or Cellular | Wi-Fi接続および携帯の電波を使ってエピソードをダウンロードします。 |
Delete
再生後エピソードを削除するかを設定できます。(メイン設定。全ポッドキャスト共通の設定)
Manually | 手動で削除しますので、自動では削除されません |
---|---|
When Completed | 再生が完了した時点でダウンロードしたエピソードを削除します。 |
24 Hours After Completion | 再生完了後24時間経過した時点でエピソードを削除します。 |
Nitpicky Details
より詳細に設定する項目です。
Seek Back By / Seek Foward By | 戻る/進むの動作をした際に、何秒動かすかの設定になります。 |
---|---|
Stop Atfer Each Episode | エピソードが終了した際に再生を止めるかどうかを設定できます。 |
Smart Resume | 一時停止後の再生時に少しエピソードを戻して聞きやすくするかどうかの設定です。 |
Seek Acceletration | 進む/戻るを連続で行った際により進む/戻る量を増やすことができます。 |
One-Tap Play | タップするだけで再生が始まるようにします。まず再生する前に概要欄などの情報はみたい場合はオフにします。 |
Play Top Episode Next | プレイリストに登録されているエピソードが終了した際、次に再生されるエピソードのかわりに未再生の一番上のエピソードを再生します。 |
Open Links in Safari | リンクを開く際、アプリ内ブラウザではなくSafariを起動します。 |
Reduce Haptics | 振動を減らします(?) |
Icon Badge Number | 未完了のエピソードがある場合にアイコンバッチを表示します。 |
Remote Episode Skip | イヤホンで再生/停止/次のエピソードなどの操作ができるようにします。 |
Notification for New Episodes
新着エピソード通知のオン/オフを設定できます。
Unlistened Episode Limits
未再生のエピソードの上限を一括設定できます。
Send Feedback / Please Rate Overcast
フィードバックやアプリの評価を設定できます
Import OPML / Export OPML
OPMLというテキストファイルで登録しているポッドキャストの情報を出力したり、他のポッドキャストから取得したポッドキャストの登録情報を取り込むことができます。
設定
Overcastの気に入っているところ・いまいちなところ
最後に、Overcastの気に入っているところ、いまいちなところを残しておきます。
Overcastの良いところ
速度を速めても声が自然に聞こえる
これが一番のメリットです。倍速っていうと言語が不自然に聞こえますし、無音カットをしてくれるアプリもありますが、今まで聞いた中では速度を速くしても自然な形で視聴することができますので、ストレスが少ないです。
(言語は英語しかありませんが)使いやすいUI
言語は英語しかありませんが、直感的に操作できるUIですので、慣れればすごく使いやすいと思います。
Overcastのいまいちなところ
iOSしかない(Androidにはない)、同期がされない
ここが最大のいまいちなところです。OvercastはAndroidには展開されていません。Androidで使うのであればPocketCastsがいいと思います。
アプリを消してしまうとすべての情報が消える
エピソードの未再生・再生中・再生済みの情報はすべてアプリのローカルに保存されておりますので、登録したポッドキャストを削除、またはアプリを消してしまうと、今までの履歴が全て消えてしまいます。
エピソードごとのアートワークが読み込まれない
LISTENではポッドキャストのアートワークとは別に、エピソードごとのアートワークを設定することができます。ですが2024年1月現在、私の知る限り、Overcastではエピソードごとのアートワークを見ることができません。
最初に話した「フォローしているポッドキャストがひとつになったRSS」を読み込んだ際、アートワークがすべて同じになりますので、どのPodcastを再生しているかは、タイトルを見るか、エピソードを聞かないとわからない状況です。「〇〇のポッドキャストの前のエピソードを確認したい」といった場合に、探すのに少し手間取りました。
以上で私のLISTENを使ったポッドキャスト視聴方法、ポッドキャストアプリ「Overcast」の機能を説明しました。次回はPocketCastsの機能説明をしたいと思います。
私のポッドキャスト録音方法@LISTEN 2023年11月現在
最近、LISTENというPodcastを配信できるサービスで声日記という形で声で日々感じたことなどを喋っています。
こちらの記事では2023年11月現在のわたしの収録機材・録音方法・エピソードのアップロード方法を残しておきます。
きっかけ
収録機材・録音方法は常にアップデートしていきたいので、現時点での機材環境などを残しておきたいと思います。
また、LISTENのディスコードで「エピソードの追加方法がよくわからない」という声がありましたので、アップロード方法を残しておきます。
収録機材
私はクルマ通勤しており、声日記はクルマの行き帰りのときに録音しています。現在の主な機材・アプリはこちらです。
iPhone8は2023年11月現在で新しいOSがサポートされていない端末になるので、そろそろ替えないといけないと思っております。
Logicool USB Headset H340はUSBのヘッドセットです。WEB会議などで使われるモデルです。ノイズキャンセリング機能もついているので、クルマのロードノイズなどを軽減してくれると思っています。
ただヘッドセットの接続はUSBなので、Lightning-USB変換アダプタを噛ましています。Lightning-USBの電源ポートのあるモデルです。こちらですと認識しますが、電源ポートのないモデルを買ってしまうと、認識しません。
録音アプリは「ステレオマイク」というアプリを使用しております。こちらは有料アプリですが、ファイル形式の変更・バッファーサイズの変更・自動音量調整やノイズ低減などの機能もある優秀なアプリです。後述しますが、音声ファイルを直接iPhoneのフォルダアプリに保存してくれるので、便利です。
録音方法
ステレオマイクのアプリを立ち上げます。
設定はこんな感じです。現時点では自動音量調整やノイズ低減は音が劣化するので入れていません。(検討中)
真ん中のバーはゲイン(入力感度)のようなので、これくらいに設定しています。
録音タブを選択し、マイクを「Logicool USB Headset H340」を選択します。
上の録音ボタンを押します。運転しながら喋ることも多いので、この画面は録音停止するまで見ません。
録音を終了する際は、録音停止のアイコンをタップします。
これで録音はおしまいです。
ファイルアップロード
次に音声ファイルをアップロードしてエピソードを追加します。
LISTENのトップページを開き、右上の三本線メニューをタップします。
メニューの一覧が出ますので、自分が作成したポッドキャストを選択します。
自分のポッドキャストの画面が出てきますので、タイトルの隣りにある3つ点がある部分をタップします。
すると、「エピソードを作成する」が表示されますので、タップします。
エピソード追加の画面が表示されます。まず音声ファイルをアップロードしますので、「ファイルを選択」をタップし、ファイルを選択、をタップします。
ファイルアプリが開かれますので、自分がアップロードしたい音声ファイルを選択します。
次に、タイトルと概要を入力します。私は基本スマホでアップロードして、タイトルや概要はパソコンで編集するので、ここではエピソード番号と声日記のタグだけ入力します。
これでOKですので、下書き保存する、をタップします。
下書き保存する、を選択するとエピソードを作成しました、が表示されます。
下書き確認&公開
下書きに保存したので、編集する場合は、下書き、をタップします。
下書きをタップするとさきほど保存したエピソードが表示されます。内容を編集する場合はタイトルをタップします。
エピソードを公開する場合は、3つの点の部分をタップして、エピソードを編集する、をタップします。
ページ下部の公開する、をタップするとエピソードを公開できます。
以上になります。
録音機材は今後もアップデートしていきたいので、また変わったらレビューしていきたいと思います。
Google アラート で特定のWEBサイト内での更新を通知する方法
このページでは、Googleアラートで特定のWEBサイト内のコンテンツが更新された場合に通知する方法を記載します。
きっかけ
Googleアラートは、指定したキーワードについて新しいウェブページが公開される、または電子メールまたはRSSフィード で通知するサービスです。
Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック
自分の興味あるキーワードを今まで登録していました。個人的には「セキュリティ」「経営」などのキーワードを登録していました。
仕事をしている中で、お客様企業の拠点が統廃合されたり、新しく開所されたり、名称が変更されたりすることがありますが、そういった情報はお客様企業の名称をアラート登録しても、うまく引っかかりませんでした。誰かが記事にすることでWEB上にコンテンツがアップされGoogleアラートにヒットしますが、そういうことはなかなかありませんので、拠点の統廃合の情報等をうまくキャッチアップできませんでした。
そこで、Googleアラートを使って、お客様企業のWEBサイト内のコンテンツが更新されたら、通知するようにしてみました。
設定方法
設定方法は、Googleアラートの検索ボックスに、「site:」+「設定したい企業のURL」を入力し、設定します。「site:」はGoogleの検索キーワードとしてもよく使われ、特定URLのコンテンツの数を確認する、などの用途で使用されます。
サンプルとして、東京大学のWEBサイトをアラートに設定する方法を記載します。
Googleアラートにログインし、検索ボックスに入力が終わりましたら、「アラートを作成」を選択します。
「マイ アラート」の中に入力した内容が反映されていれば、設定は完了です。
結果サンプル
Googleアラートに登録すると、サイトが更新されたらメールでの通知やRSSフィードの更新がされます。以下の画像はメールでの通知画面です。
最初は「site:」がない状態でGoogleアラートに登録していたのですが、そうするとURLが本文中に記載されているページを通知する、といった設定になってしまい、意図していた通知とは異なっていました。
この方法で行えば、企業の決算報告の情報や新商品の開発などの情報をページ公開後数日でキャッチアップできますので、営業活動や就職活動にも便利なのでは?と思いますので、ぜひご活用ください。